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初心者におすすめの日本酒を紹介!ツウで飲みやすいお酒を選ぶ

日本酒は初心者でも、選び方と飲み方さえ押さえれば驚くほど飲みやすいお酒です。

とはいえ、銘柄が並ぶ棚の前で何を買えばいいのか分からず、結局あきらめた経験はあるでしょう。

日本酒には、果物のような香りで口当たりのやわらかい、初心者向けの一本もたくさんあります。

この記事では、日本酒の初心者に向けて、おすすめの銘柄と失敗しない選び方、飲みやすくなる飲み方を解説していきます。

目次

初心者におすすめの日本酒

初心者が選ぶはじめの一本は、クセが少なくて香りのやさしい日本酒を選ぶと失敗しにくくなります。

ここでは、日本酒に慣れていない初心者の方でも飲みやすい4本を紹介します。

いずれも世界遺産・熊野の地で造られている尾﨑酒造のお酒です。

太平洋 (純米酒)

まず一本目に選ぶなら、尾﨑酒造の看板銘柄である「太平洋」の純米酒がおすすめです。

熊野川の伏流水と地元の熊野米を使い、昔ながらの手造りで仕込まれています。

ふんわりと広がる香りに、すっきりした口当たり。そこへお米の旨みが重なります。

原料米地元熊野米
精米歩合60%
アルコール度数15度
価格1,800ml 2,860円 (税込) / 720ml 1,452円 (税込) / 300ml 528円 (税込)

フランスの日本酒コンクール「Kura Master」でプラチナ賞を受けた実績もあります。

冷やしても、ぬる燗にしてもおいしく飲める懐の深さが、この一本の魅力でしょう。

まずは300mlの小びんから試してみると、気軽に味を確かめられますよ。

太平洋 (純米吟醸酒)

華やかな香りを味わってみたい初心者の方には、同じ「太平洋」の純米吟醸酒が向いています。

酒米の王様と呼ばれる山田錦を50%まで磨いて仕込んだ、ぜいたくな一本です。

グラスに注ぐと、果物を思わせる上品な香りがふわりと立ちのぼります。

原料米山田錦
精米歩合50%
アルコール度数15度
価格1,800ml 6,050円 (税込) / 720ml 3,630円 (税込)

味わいはキリッとした辛口で、後味がすっと消えていくタイプ。食事の邪魔をしません。

ワイングラスに少量そそいで、よく冷やして飲むと香りを楽しみやすくなります。

お祝いの席や贈り物にも選ばれている銘柄なので、特別な日の一本にもぴったりです。

くまの那智の滝 (純米酒)

とにかく軽い口当たりがいい、という方には「くまの那智の滝」を推したいところです。

仕込み水には、日本一の落差で知られる那智の滝の水が使われています。

この水は延命長寿の霊水として古くから敬われてきたそうで、名前からして縁起がいいですね。

精米歩合60%
アルコール度数15度
価格1,800ml 3,135円 (税込) / 500ml 1,540円 (税込) / 300ml 660円 (税込)

和歌山産の酒米で造られた味わいは、ほんのり酸味のある爽やかな飲み口です。

しっかり冷やして飲むと、透明感のあるおいしさが際立ちます。

500mlサイズもあるため、ひとりで少しずつ楽しみたい夜にも重宝します。

熊野三山 (吟醸酒)

吟醸酒デビューの一本を探しているなら、「熊野三山」が候補に入ってきます。

熊野三山の地域で唯一残る蔵元が、山田錦を磨いて手造りで仕込んだ吟醸酒です。

香りは控えめで、日本酒の香りが苦手という方でも構えずに口へ運べます。

原料米山田錦
精米歩合60%
アルコール度数16度
価格1,800ml 4,840円 (税込) / 720ml 2,530円 (税込) / 300ml 847円 (税込)

淡麗辛口ながら、ほのかな旨みも顔を出すバランスのよさが持ち味でしょう。

全国燗酒コンテストのぬる燗部門で最高金賞を獲得しており、温めて飲む楽しみもあります。

ただしアルコール度数は16度と少し高めなので、最初はおちょこ1杯からにしておきましょう。

気になる銘柄が見つかったところで、次は自分で選ぶときの見方を覚えていきましょう。

初心者でも飲みやすい日本酒の選び方

ラベルに書かれた4つの数字と言葉を見れば、日本酒の初心者でも自分に合う一本を選べます。

難しそうに見える表示ですが、覚えるポイントはそう多くありません。

ラベルで確認したい4つのポイント

アルコール度数

最初に見てほしいのが、アルコール度数の表示です。

日本酒の多くは15度前後ですが、13度台のものや、20度に届く原酒もあります。

お酒の種類アルコール度数の目安
ビール5度前後
ワイン12度前後
日本酒15度前後
焼酎25度前後

こうして並べると、日本酒はビールの3倍ほど強いお酒だと分かりますね。

そのため初心者のうちは15度以下、できれば13〜14度台を選ぶと体がラクです。

「原酒」と書かれたものは度数が高い傾向にあるので、慣れてからでも遅くありません。

フルーティな香り

香りの好みは、日本酒が飲めるかどうかを大きく左右します。

「お酒くさいのが苦手」という方ほど、果物のような香りのタイプが合いやすいでしょう。

りんごや洋なし、メロンを思わせる香りは、吟醸酒や純米吟醸酒によく見られます。

この香りは吟醸香と呼ばれ、低い温度でゆっくり発酵させることで生まれるものです。

ラベルに「吟醸」の二文字があれば、香り高い一本だと考えて大丈夫です。

反対に香りが強すぎると感じる人もいるため、まずは小さめの瓶で試すのが安心ですね。

辛口か甘口か

味の方向性は、日本酒度という数字である程度つかめます。

糖分が多いとマイナス寄りで甘口、少ないとプラス寄りで辛口になる仕組みです。

日本酒度味わいの傾向
-3.5以下甘口
-3.4〜+3.4普通
+3.5以上辛口

飲み慣れていない方には、やわらかい甘口のほうがなじみやすいと言われています。

一方、食事と合わせるなら辛口。刺身や天ぷらの後味をさっと流してくれます。

日本酒度が表示されていない銘柄も多いので、迷ったらお店の人に聞いてみましょう。

精米歩合

ラベルの「精米歩合60%」といった表示も、味を予想する手がかりになります。

これは玄米をどれだけ削ったかを示す数字で、数字が小さいほどよく磨かれたお米です。

お米の外側には雑味のもとが含まれるため、削るほど澄んだ味わいになります。

精米歩合分類味わいの特徴
50%以下大吟醸・純米大吟醸香りが高く、とても軽やか
60%以下吟醸・純米吟醸すっきりして飲みやすい
70%前後純米酒・本醸造酒お米の旨みがしっかり

初心者には精米歩合60%以下の日本酒がおすすめで、クセの少なさが際立ちます。

とはいえ、よく磨いたお酒ほど値段も上がります。無理のない範囲で選びたいですね。

選び方が分かったら、あとは飲み方を少し工夫するだけでぐっと身近になりますよ。

初心者が日本酒を飲みやすいと感じられる飲み方

そのまま飲むだけが、日本酒の楽しみ方ではありません。

ちょっと手を加えるだけで、初心者でもぐんと飲みやすくなります。

どれも家にあるもので気軽にできるので、好きなものから試してみてください。

ソーダで割る

いちばん手軽なのが、炭酸水で割る方法です。氷を入れたグラスに日本酒を注ぎ、後からソーダを静かに加えるだけで完成します。

割合は日本酒1に対してソーダ1が基本。薄めが好みなら1対2でもかまいません。15度のお酒を半分に割れば、度数はビールに近い7〜8度ほどまで下がります。

泡のおかげで香りも軽くなり、日本酒特有の重たさが気になりにくくなるでしょう。仕上げにレモンやライムをひと切れ添えると、さっぱり感がさらに増します。

他の飲み物とアレンジする

ソーダ以外の飲み物と混ぜても、日本酒はおいしく変身します。

とくにジュース類は相性がよく、お酒が苦手な方でもすいすい飲めることが多いです。

割り材割合の目安味わい
オレンジジュース1対1甘酸っぱく、カクテル感覚
緑茶1対2渋みが加わり食事に合う
トマトジュース1対1こっくりした旨み
お湯1対1体が温まり香りが開く

まずはオレンジジュース割りから試すと、失敗が少ないのでおすすめです。寒い季節ならお湯割りも。湯のみに注ぐだけで、ほっとする一杯になります。

甘い割り材は飲みすぎにつながりやすいため、杯数はほどほどにしておきましょう。

飲み比べで少しずつ飲む

好みの味を見つけたいなら、少量ずつ飲み比べるのが近道でしょう。同じ日本酒でも、銘柄が変われば香りも後味もまるで別ものになります。

飲み比べを楽しむときは、次の手順で進めるとわかりやすいです。

  1. 300mlなどの小びんを2〜3本そろえる
  2. おちょこ半分ずつ注いで、順番に口に運ぶ
  3. 合間に水を飲んで、口の中をリセットする
  4. 気に入ったものをメモに残しておく

合間にはさむ水は「和らぎ水」と呼ばれ、悪酔いを防いでくれます。

飲み比べセットを扱う酒屋や、量り売りの日本酒バーを利用する手もありますね。

自分の好みが見えてくると、日本酒選びは一気に楽しくなりますよ。

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